蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:40:01 No.2433
郷GO
  
それではレポートの続きです。
次の日は伊豆下田河内温泉「金谷旅館」からスタートです。
日本一の総檜風呂と言われる千人風呂で有名な温泉です。
ワタシは見つけられませんでしたが撮影禁止とよく言われるので、浴室写真は自粛します。
総檜は偽り無く、浴槽も床も壁も天井も全てヒノキで造られていました。
荘厳ともいえる程の大空間と半端無い湯量のかけ流しとのコントラストがとても印象的でした!
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:41:17 No.2434  
郷GO  
こちらは家族湯も利用してみました。
お湯は恐らく同じ源泉ではないでしょうか? 完全なMTMM(無色透明無味無臭)で湯の鮮度も良好。
ジモ専の共同湯の様なこじんまりとした浴室が泉質に良くマッチします。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:42:56 No.2435  
郷GO  
次は湯ヶ野温泉。川沿いに小さな旅館が数軒立つ様はかなり鄙びていて、何処となく熊本の湯の鶴温泉を彷彿させます。
写真は「福田家」。橋を渡って行くアプローチからして期待が持てます。
こちらは提灯宿で、鄙びというよりこじんまりと小奇麗な印象です。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:44:11 No.2436  
郷GO  
浴室がまた素晴らしいです!半地下風の浴室は階段を下りて行くタイプ。
これで今まで外した経験はありません。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:45:31 No.2437  
郷GO  
泉質もまた素晴らしいです!
石膏と芒硝以外の成分がほとんど含まれないピュアで神聖ともまで感じられる程の透き通ったお湯。
体感40℃程のやや温めのお湯は、成分がゆっくりと少しずつ浸透していく様な浴感で、まったりと肌を包み込む様な優しさがあります。
ここは浴室風情と泉質が実にマッチしていて、かなり気に入りました。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:47:13 No.2438  
郷GO  
湯ヶ野はもう一軒、「湯本楼」にも行ってみました。
こちらは鄙び系湯治宿といった感じで、実に味わい深いです。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:48:42 No.2439  
郷GO  
こちらも泉質は福田家とよく似ています。ピュアな芒硝石膏泉です。
湯船で38度と更に温めにもかかわらず鮮度も良好で、じっと浸かると心身が解き放たれる様なトローンとした気分になってきます。
至福の一時という言葉がピッタリの、実に素敵な温泉でした。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:51:11 No.2440  
郷GO  
次は北上して湯ヶ島温泉「世古の大湯」です。
こちらは幹線道路に車を止めて、かなり階段で川沿いへ下ります。
アプローチだけで、既に一級品の風格が漂います(笑)
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:52:42 No.2441  
郷GO  
泉質は湯ヶ野と同じカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉ですが、マッタリした湯ヶ野と異なり、成分が短時間でストレートに染み込む浴感で、鮮度キレ味が抜群といった印象です。
芒硝臭もより強く感じられて、芒硝と石膏が拮抗している感じがします。
浴後の爽快感も格別で、個人的好みでは今回の伊豆で随一の泉質と感じられました。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:54:27 No.2442  
郷GO  
ラストが近づいてきましたが、次は湯ヶ島温泉の「河鹿の湯」
こちらも世古に似たピュアなカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
お湯は世古の方がやや濃い感じですが、湯船の大きさに対しての湯量が多く、ここも鮮度切れ味が抜群に良いです!
浴後の肌のサラッと感も格別で、毎日入りたい湯としては私的にはトップクラスです!
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/22:56:27 No.2443  
郷GO  
最後は伊東に戻り、伊東温泉の「梅屋旅館」で〆ました。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉。
弱い芒硝味とかすかに塩味がするお湯は泉質名通りといったところです。
芒硝泉特有のピリピリ感は少ないですが、少し浸かっただけで猛烈に温まる湯で、短時間でサッと楽しみました。

ホースが付いた蛇口は別源泉の食塩系のお湯で、温いので湯船の湯を冷ますのに利用するらしいです。
等張性程の塩苦みと弱い金気を感じるものですが、芒硝泉を楽しみたいので結局混ぜませんでした(笑)
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/12/23:00:11 No.2444  
郷GO  
最後におまけです。某所の某温泉。
本来は人間が浸かる為の温泉ではありませんが、良質の芒硝石膏泉が非加熱非加水かけ流しで利用されていました。
浸かったかどうかはご想像にお任せします(^_^;)

以上で蒲田&伊豆の御報告は終了です。
管理人様、大量の紙面をお借りして失礼しましたm(__)m
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/13/16:54:57 No.2447  
OJ  
郷GOさん レポありがとうございます
長編で読み応えありです
>水口第一と第二共同浴場が今年末で閉鎖
行かねばですね 情報ありがとうございます
湯巡りルートも参考になります
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/13/17:08:46 No.2448  
郷GO  
OJさん、ありがとうございます。
伊豆はワタシの様な芒硝好きには堪りませんが、そうでない人にはそこまで好みではないかもしれません。
西伊豆も行きたかったですが一泊では全く時間が足りませんでした。
伊豆は二泊三日程度が理想かと思います。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/13/21:57:42 No.2449  
熊谷温泉  
>そうでない人にはそこまで好みではないかもしれません。

一湯一湯は悪くはないのですが、ハシゴすると飽きてしまうのが難点です。温泉ビギナーのころに一通り廻ったのですが、なかなか再訪する気になりません。
自宅から距離的にはすごく近いのですが週末は大渋滞するのもネックです。平日に湯めぐりできる身分になったら煽らせてもらいますね。(笑)
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/13/23:09:43 No.2450  
郷GO  
熊谷温泉さん
> 一湯一湯は悪くはないのですが、ハシゴすると飽きてしまうのが難点です。

そうですね。好みの問題は大きいかと思います。
芒硝好きのワタシの趣味では感動の連続ですが(笑)

> 自宅から距離的にはすごく近いのですが週末は大渋滞するのもネックです。

その通りですね。それが伊豆に限らず関東圏のネックです。
なのでワタシは伊東まで時間が計算できる電車で行って、それからレンタカーで移動しました。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/13/23:15:29 No.2451  
  
郷GOさん、レポアップお疲れ様です。
楽しい飲み会お誘いいただきまして
ありがとうございました。
ホテル末広は近々会社の帰りに
寄ってみようと思います。

念願の竹の庄宿泊おめでとうございます。
あれだけのお風呂をほぼ貸切で利用出来るのが
なんとも贅沢ですよね。
水口情報ありがとうございました。
お陰さまで当方も間に合うことができました。
やっぱOJさん反応してるし(笑
お見えになるなら案内しますぜ。

金谷旅館は入り口の扉に撮禁はってありましたね。
家族湯も良さそうですねぇ。
平日だけあって世古の大湯も
写真ばっちりじゃないですか、いいなぁ。
Re:蒲田の黒湯と伊豆の硫酸塩泉(後編) 2015/09/14/12:59:11 No.2452  
郷GO  
Yさん、この度はお世話になりました。
竹の庄は期待通りの素晴らしさでした!
通常、あの値段で泊まれる宿でないかと思います。

金谷旅館は入口扉に撮禁と書いてありましたっけ?
気が付きませんでした。

大滝温泉の天城荘の滝見絶景風呂にも行きたかったですが、大雨で周囲の川が濁流になっていたので回避しました。
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