アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:11:33 No.1293  
OJ  
8月7日~10日まで熊谷さんYAMAさんと道南に行ってきました
案内はごんぞうさんにしていただいて大変お世話になりました
ありがとうございました

8月7日は夜遅くの到着だったので宿泊の虎杖浜温泉 湯元ほくようのお風呂だけです
夕食はコンビニの買い出しで済ませました
49.1度 pH8.5 ナトリウム-塩化物泉
やや黄色がかったお湯で薄い温泉臭ともモール臭とも取れる臭い
ヌルツルは少しだけしました
内湯は41度、42度、43度と細かく温度差をつけた湯船と水風呂
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:12:22 No.1294  
OJ  
露天の上の湯船は40度 上の湯船からのオーバーフローを溜めた下の湯船はかなりぬる目
翌早朝に北海道の緑を眺めながらの入浴はなかなか気持ちよかったです
早朝だし雨も少し降っていたのでこのときはアブはいなかったですが
その後の湯巡りでさんざんアブには悩まされました
朝食はバイキング形式 虎杖浜名産のたらこなどたくさんの惣菜でたらふくいただきました
立ち寄り湯もやっていて500円
お腹もいっぱいになったので雨の中湯巡り出発です
湯元ほくようのすぐ向かいにあるTVで煽られてた北京飯店や民宿500マイルを横目で見て出発
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:13:01 No.1295  
OJ  
1時間20分のドライブで長万部温泉ホテルに到着 420円
脱衣所・浴室ともちょっと鄙びていて良い雰囲気です
49.6度 pH8.0 ナトリウム-塩化物泉
浴室に入るなり鉱物臭がして期待大
湯船は崩れひょうたん型 やや黄色味がかったお湯が満たされてて
中塩味 お湯からは薄アブラ臭+薄硫黄臭+モール臭
かなり気持ちよし 結構あたたまりのある良いお湯でした
カランをひねるとお湯とともに濃い硫化水素臭もしました
長万部のお湯はかなり気に入ったので他の施設も入ってみたかったけど先を急ぐので残念ながら長万部を後にしました
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:13:36 No.1296  
OJ  
長万部から山手に車で30分登ったとこにある二股ラジウム温泉 1030円
玄関から入って長い階段を下りた先にお風呂はありました
43.2度 pH7.1 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
炭酸甘塩味 湯船がたくさんありましたが一部はまだ湯が溜まってません
内湯のオーバーフローを溜めた室内プール様の湯船もありました
露天は石灰ドームの上に作られててこじんまりとした湯船が4つ
石灰膜が張っていました 熊谷さんが名前を書こうとしましたがそれほど密ではなかったので書けなかった
もっとゆっくり石灰ドームと緑を眺めながら入っていたかったけど最初のアブ攻撃が始まりました
ハエタタキがあったのでYAMAさんが一匹撃破 なんまんだぶ
アブが怖いので早々に内湯へ引き上げ
炭酸水ホースから透明な鉱泉が出てきたので飲むと炭酸甘味でおいしかった
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:14:15 No.1297  
OJ  
いったん長万部海岸へ戻って別の沢筋を登り直して
奥ピリカ温泉 300円
38.5度 pH7.9 単純温泉
男内湯は底に玉石が敷き詰められてとても透明度の高いお湯があふれていました
混浴露天は山肌の洞窟から滝のようにお湯がこれでもかと言わんばかりに湧出しててこちらもピュアなお湯
湯が滝のように出てくる場所では泡付きもありました 貸切で楽しみました
MTMMですが露天も内湯もなんとも気持ちよしです
でも露天ではアブ攻撃が激しくお湯から出れません
頭はタオルをかぶって防護しないと油断も隙もありません
ごんぞうさんは以前に3回訪れて3回ともヘビがいたそうです
お湯は最高ですが虫やヘビや熊には注意です
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:15:04 No.1298  
OJ  
日本海側の臼別温泉に向かう途中で
瀬棚郡今金町の種川温泉に立ち寄りしました 420円
32.2度 pH7.2 ナトリウム-塩化物泉 Na3435mgの食塩泉でしたが
循環 塩素でした
ここで私のデジカメが不調を起こしファイルがいくつか消し飛びました
なんとか復旧したもののカメラの時計が設定できない症状が以後も続きました
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:15:50 No.1299  
OJ  
瀬棚郡今金町 由浅食堂で昼食です
正油ラーメン600円をいただきました
オーソドックスな正油出汁でちょい縮れ麺
お麩が添えられてて出汁を吸ってておいしかったです
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:16:31 No.1300  
OJ  
日本海側に出た後、沢を登ったとこにある湯とぴあ臼別
無人の小屋 せたな町が管理してくれているそうです
清掃協力金投入口があり100円投入
詳しい成分表は見当たらず
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉の表記のみ
小屋の裏手に露天があり
青濁り湯 薄塩味 藻の発生あり 湯面にはトンボやアブの死骸
沢の反対側にコンクリート源泉槽
別に断崖の高いところからホースでお湯が引いてありました
そうこうしているうちにアブの大群の襲撃が始まり
何匹か叩き落しましたが追いつかず
湯を楽しむ暇なし 退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:17:17 No.1301  
OJ  
日本海側をちょっと南下して
貝取澗(かいとりま)温泉 あわび山荘 400円
56.3度 pH6.2 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
男内湯は源泉投入なし
女内湯へ仕切りの下でつながってて女湯側に投入口がある様子でした
露天は男内湯からのオーバフローのみが流れ込む仕様
露天の湯口は最初は源泉だと思って飲んでしまいました
YAMAさんも飲んでしまったみたい
無味無臭でした
茶褐色の湯ですが析出物はあまりなし
特に特徴はない土類系
露天はやはりアブ飛来なので退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:18:01 No.1302  
OJ  
さらに日本海側をちょっと南下して沢筋を登った行き止まりに
平田内温泉 熊の湯 無料
道路下の豪快に流れ落ちる谷川脇の岩の窪みにお湯が間歇的に流れ込んでました
上にあるポンプ小屋で源泉からいったん湯をくみ上げて湯船にお湯を流してるようです
やや茶褐色の湯 約70度あるそうです 塩味薄金気味無臭
谷川の水を引いたホースがあり茨城から来たバイク3人組の先客が加水して適温になってました
対岸の岩の隙間も茶褐色に変色した部分がありお湯が出ているようでした
上の道路脇に墳泉塔がありパイプから泡と一緒にお湯が吹き出てました
この墳泉塔の泡にもアブがたかってました
もちろん下の湯船でもアブ攻撃 退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:18:38 No.1303  
OJ  
雲石国道で太平洋側に登る途中にある見市(けんいち)温泉旅館 500円
59.8度 pH6.4 ナトリウム-塩化物泉
ここも茶色い湯 薄塩+薄鉄+薄炭酸味
投入量は少なめ こじんまりしてなかなかの雰囲気の内湯
見市川の渓流を見ながら入れる露天は気持ちよいけどアブが怖いので退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:19:51 No.1304  
OJ  
雲石国道を日本海側から登って太平洋側との中間の山中
八雲温泉 おぼこ荘 500円
45.6度 pH6.4 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
炭酸甘味
内湯やや青みがかった笹にごり 露天は酸素に触れてか茶褐色
露天は渓流を見ながら広々としたもので気持ち良いんですが
露天に向かうために内湯からドアを出て2秒後にはアブが体に止まります
広々としてかえってアブがどこにいるのかわからず恐怖 退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:20:44 No.1305  
OJ  
太平洋側に降りてきて八雲町 和(やわらぎ)の湯 420円
44.5度 pH7.5 ナトリウム-塩化物泉
Na5930mgでしたがほとんど塩味感じず?でした 炭酸味
湯口からは泡がはじけていましたが体にはあまり泡付きなし
内湯 露天とも笹にごりの湯
露天は屋根があり壁でも囲われていて最初はアブはいませんでしたが
しばらく入っているとアブが集まりだして退散
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:21:38 No.1306  
OJ  
八雲町から少し太平洋側を南下した所からまた山側に入って
銀婚湯に向かう途中から狭い林道を入ったとこにある
盤石山荘 賽銭箱に寸志
個人の方所有の温泉で山荘と名前が付いてますが山の中の無人の小屋です
その姿が小川の向こうに見えてきただけでドキドキして来ました
ごんぞうさんによると小川を渡る橋が以前に比べて立派に作り変えてあるとのこと
個人でわざわざ橋まで作ってくれるとは大変な労力だったと思います 感謝
小屋に近づくと継ぎはぎだらけのなんとも愛らしい湯小屋
盤石山荘の手作り看板が誇らしげ
河原の石をコンクリートで固めた一人用の大きさの湯船に
笹にごりの湯がコンコンと注がれていました
みんなでザブーンと入って湯をあふれさせて洗い場洪水
薄塩+うまみ出汁味
天井付近に隙間がありましたがアブ攻撃なし
北海道でこれほどの温泉に案内してくださったごんぞうさんありがとう
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:22:18 No.1307  
OJ  
さて本日の宿泊先がある濁川温泉に移動
太平洋側の国道からちょっと山間に入ってくと
濁川カルデラと呼ばれる直径2kmの小さなカルデラの中に
あちこちから湯気が立ち昇っていました
地熱発電所もありました
このカルデラの中に源泉が100本はあるとのこと
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:23:20 No.1308  
OJ  
濁川温泉の最初のお風呂は
濁川温泉 元湯神泉館 にこりの湯 500円
49.4度 pH6.7 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
浴室に入るなりガス臭+アブラ臭 これには驚きました
事前にちょいアブラ臭とは知ってましたがかなり濃いアブラ臭です
内湯は低温・中温・高温と三つに仕切られた細長い湯船
高温の湯船に源泉投入されていました
味は微炭酸味 高温湯船は46度でしたが湯温以上にピリピリ来て浴感ばっちり
三連湯船のふちには椅子が置いてあり柄杓ですくって体にかけながら寛ぐのがこの温泉の決まりのようです
露天は41度で適温 こちらもガス臭+アブラ臭が十分楽しめ
さらに露天の屋根には全体にネットがかぶせてあってアブの心配なし
とてもよいお湯でした
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:24:01 No.1309  
OJ  
次は濁川温泉の美完成 400円
駐車場に源泉井戸があり車を降りるなりゴムアブラ臭
もうこの臭いでうっとりです
浴室に入るとさらに濃いアブラ臭が
内湯は46度
露天はアブラ臭やや薄まるが湯温が適温でよし
夕方でアブは飛来せず
カルデラの山肌を遠めに眺められます

宿に向かう途中で五色の湯の前を通ってみましたが休業中のようです
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:25:02 No.1310  
OJ  
濁川温泉の今夜の宿 新栄館に到着
建物左側部分は湯小屋も含め明治時代建造 建物中央部分は大正時代 右の白い建物は昭和
宿泊はこの昭和時代の二階部屋です
明治大正の建物には昔、大儲けした猟師たちが賭博で使ってた隠し部屋が今でもあるそう
創業はちょうど1900年なので114年経ってます
息子さんが昭和の建物の掃除担当 ご主人は古いほうの掃除が担当とのことでした
昭和の建物の二階に別に女湯がありました
湯小屋はちょっと地面を掘り下げたところに建っていました

湯巡りで疲れたのでお風呂は後にして部屋で寛いでまずは買出ししてきたビールと枝豆
そうこうしてると食事の用意ができて一階でいただきました
部屋に引き上げてゴロンとなってると先にお風呂に行っていた熊谷さんが帰ってきて「すっげー風呂だった お湯も柔らかくて最高だった」と興奮してます
また~そんなに煽ってもすぐに自分たちも入るのに~と思ったが
まずは確かめなくちゃと大正時代と明治時代の古めかしい建物の廊下を進んでいくと
1mほど下に降りる階段があるじゃないですか
階段を下りるお風呂に名湯ありとは言うけれどと思いながら
脱衣所へ入ると昭和10年の分析表があったり
男女の脱衣場所は板の衝立だけで仕切られてたり
でもまあ脱衣所で関心しててもしたかないので
浴室のドアを開けてみるとウヒャー なんじゃこりゃー
Re:アブとの戦いin北海道 2014/08/16/11:26:15 No.1311  
OJ  
アブラ臭はするし、すばらしく鄙びた浴室に地面を掘ったと思われる湯船が3つ
浴室の隅から入ってくるお湯を溝を伝わせてそろぞれの湯船まで引いてあり
それぞれの湯船から流れだすお湯もやはり洗い場の面を削った溝で導いて
反対側の壁の一箇所で合流させて排出
湯船や洗い場は石灰コーティング
二つの湯船の間にトドスペースもあり
熊谷さんが興奮するのも当たり前 納得です
こんなすごいとは思ってもいませんでした
朝にも入って堪能 でももっと浸かりたい また北海道来たらぜひ寄りたいお風呂でした

ご主人に朝お話を聞くことができました
昔は濁川温泉のカルデラ内にはもともと4箇所だけお湯が出ていたそうです
その頃は1m掘ればお湯が出たそうです
でも地熱発電所やら新しい旅館ができて湯面が下がってしまい
今は10mほど掘らないと出なくなっているとのこと
新栄館の三つの湯船のうち右手前の湯船は浴槽の底の割れ目から
10年前までお湯が自噴していたそうです
ごんぞうさんは10年前に湯玉がたくさん出ているこの浴槽に入ったとのこと
今回の宿泊でもこの右手前の湯船だけ湯温が若干高くなっており
YAMAさんは一度だけ湯玉が上がってくるのを見たそうです
いまでも少し足元自噴しているようです

パート2に続きます
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